団塊世代の退職者を対象にUターン、Iターンの需要が増えるのを見込んだ事業の一環として、ゆったりとした気持ちで田舎暮らしを楽しんでみませんかと、新潟県小千谷市が整備を進めていた県内初の滞在型(宿泊型)市民農園「おぢやクラインガルテンふれあいの里」は募集対象全ての区画に15組の入居者が決まった。平成19年5月のオープンに向けて市民農園の整備が着々と進んでいる。
小千谷市が新潟県中越地震前から小千谷市塩殿の山本山中腹に整備してきたクラインガルテン(休憩所付き貸し農園)は、「ラウベ」と呼ばれる簡易宿泊施設と専用菜園とをセットで貸し出すもの。首都圏などから訪れた入居者は、今年1年間のミニ移住を体験することになる。中には本格的な定住へのステップと考えている人もいるようだ。
平成19年5月1日にオープンする滞在型市民農園は、小千谷市への定住促進の足掛かりにと企画された。1区画300平方メートルのうち、住居部は高床式1部2階建て、農機具収納スペース付きで床面積40平方メートル。専用農園200平方メートルが付いている。料金は年間39万6000円で広めのスペースのファミリータイプと、階段が緩やかで高齢者向けのシニアタイプがある。
今回はまず15区画を整備し、募集を完了した。さらに同地で15区画を整備する計画で、新たな貸し農園の借り手を募集している。
参考:新潟県の市民農園