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市民農園の基礎知識 アーカイブ

2007年04月04日

クラインガルテンとは

クラインガルテン(Kleingarten:ドイツ語)とは、元々はドイツで200年の歴史をもつ農地の賃借制度のことです。クラインガルテン運動を広めたシュレーバー博士にちなんで『シュレーバーガルテン』とも呼ばれています。

ただし、日本でクラインガルテンといえば「市民農園」のことを指しています。

クラインガルテンとは、簡単に言えば宿泊施設のついた貸し農地、レンタル農地のことです。個人向けに100坪程度の区域に区切った畑を決められた土地を決められた料金で貸してくれる制度のことです。

クラインガルテンは『クラインガルテン協会』が管理しており、希望者は協会員になって区画を借りることになります。ドイツで最初のクラインガルテン協会は1814年、北部の街カペルン(Kappeln)。その後1864年ライプツィヒで最初の『シュレーバーガルテン協会(クラインガルテン協会)』が作られ、ドイツ各地に広まりました。その後1919年に利用者の権利を保護する法律が定められ,国の制度の中に取り入れられた。

利用者の数は50万人を超える。大小の差は大きいが、平均面積は100坪(野球のグラウンドぐらい)程であり賃借期間は30年。野菜や果樹、草花が育てられ、ラウベ(laube)とよばれる小さな小屋が併設されています。ほかに、池を掘り、庭園のようにしている例もあります。個々のクラインガルテンは、ある程度の規模でひとまとまりになっていて、大きな緑地帯を形成しています。

クラインガルテンは老後の生き甲斐や余暇の楽しみというだけではありません。クラインガルテンは都市部での緑地保全や子ども達への豊かな自然教育の場として大きな役割を果たしているようです。

日本においても、長野県東筑摩郡四賀村(現松本市)において、平成5年に坊主山クラインガルテンを設置し、多くの利用者を迎えているのをはじめとして、八千代市などで類似施設を作る動きが波及して、今や全国にクラインガルテン(市民農園)が広まっています。

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